金華山の頂上に悠然とそびえる岐阜城は、岐阜のシンボルともいうべき城です。岐阜市街やJRの電車からでも見えますね。戦国時代は難攻不落の名城として知られ、あの織田信長も攻めあぐねました。現在の岐阜城は、1956年(昭和31年)に復興され、鉄筋コンクリート造りの4階構造です。城内は史料展示室、展望台として全国から多くの人が訪れます。天守閣最上階からの景色は、360度さえぎるものがなく、飽きの来ないずっと眺めていたくなる絶景が広がっています。岐阜の城下町や長良川はもちろん、愛知県の尾張地方、名古屋市街や遠くの山々をずっとはるか遠くまで見渡すことができます。御嶽山、名古屋ドームや名古屋駅JRセントラルタワーズも見えます。他の城とは高さが違います。
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岐阜大仏・正法寺
金華山から南東へ歩いて5分位、正法寺にある大仏様。仏像の高さ13.63m(耳の大きさだけで2.12mもあります)。写真だと伝わりにくいですが、直に見ると大きいです。なかなかの存在感・迫力です。その大きさに圧倒されつつも、大仏様の優しく見守っていてくれる表情に、何だか癒されるような心地がします。岐阜大仏は、江戸時代の頃、相次ぐ大地震や大飢饉で無くなった人々を救う為に、惟中和尚が建立。1815年、惟中和尚が志し半ばで亡くなり、中断。肯宗和尚がその後を継ぎ。1832年、38年の年月をかけて完成させました。